FOMC 2020/03/15

3/15、FOMCは3/17-18に開催予定であった会議を緊急開催し、声明を発表。
政策金利であるフェデラルファンド(FF)金利の誘導目標レンジを1.00%下げて、0.00%~0.25%に決定。
〇公衆衛生に関連する情報だけでなく、世界の発展やインフレ圧力の抑制など、今後の情報が経済見通しに与える影響を引き続き監視し、そのツールを使用し、経済を支援するために適切に行動する。

FOMCは、3/16からの実行金融政策を以下のとおり決定。
〇民間銀行がFRBに預ける超過準備預金への付利を0.10%とする(前回 1.10%)

FF金利を目標範囲0.00%〜0.25%(1.00%下げ)に維持するために、必要に応じて公開市場操作を行う
〇さらに、取引相手ごとに1日あたり300億ドルの制限された金額で、0.00%の募集レートで翌日物リバースレポ取引操作(必要な場合は1日以上の満期を伴うリバースレポ取引操作)を実施する(前回 1.00%)
連邦準備制度財務省証券の保有からのすべての元本の支払いを継続し、各月中に受け取った連邦準備制度の機関債および機関不動産担保証券保有からのすべての元金の再投資を継続する。(購入金額制限撤廃)
〇必要に応じて、FRB保有する政府機関不動産担保証券取引の決済を促進するよう、ダラーロールおよびクーポンスワップ取引を実施する(前回と同じ)
〇プライマリークレディットレート(公定歩合)を0.25%にすることを承認(前回 1.75%)

次回のFOMCは、2020/4/28-29