FOMC 2020/4/29

FOMCは、4/28-29に会議を開催し、声明を発表。
政策金利であるフェデラルファンド(FF)金利の誘導目標レンジを0.00%~0.25%に維持することを決定。
〇今後の展開とそれが景気見通しにもたらす影響を注視し、経済を支えるために我々が持つツールを使って適切に行動する。

 

FOMCは、4/30からの実行金融政策を以下のとおり決定。
〇民間銀行がFRBに預ける超過準備預金への付利を0.10%とする(前回と同じ)
FF金利を目標範囲0.00%〜0.25%(前回と同じ)に維持するために、必要な分だけ公開市場操作を行う
米国債MBSおよび商業用不動産担保ローン証券の市場が円滑に機能するために必要な水準まで、SOMA(システムオープンマーケットアカウント)におけるこれら証券の保有を増やす(前回と同じ)。
〇翌日物リバースレポを0.00%の金利で提供する。1取引機関につき1日300億ドルの上限であるがこの上限は議長の裁量で一時的に増加することができる(一時的裁量を除き、前回に同じ)。
〇入札で保有米国債の全ての償還元本を再投資し続け、各暦月の政府機関債およびMBSの償還元本を全てMBSに再投資する。また、商業用不動産担保ローン証券取引の償還元本を全て商業用不動産担保ローン証券に再投資する。
〇必要に応じて、FRB保有する政府機関不動産担保証券取引の決済を促進するよう、ダラーロールおよびクーポンスワップ取引を実施する(前回に同じ)。
〇プライマリークレディットレート(公定歩合)を現状の0.25%にすることを承認

 

次回のFOMCは、2020/6/9-10